【攻めのロックフィッシング】スプーンでキジハタ

各魚種の釣り方

日本のロックフィッシュの代表格、キジハタ。
専用ルアーも多く登場し、特にハードロックフィッシングではメインターゲットとされることの多い魚です。

ただ、釣り方やルアーが確立された今でもカサゴ等のライトロックフィッシングと比較すると難易度は高いのもたしか、基本的に場所やタイミングを合わせないと簡単に何匹も釣れる魚ではありません。
キジハタを狙う釣り人が増えた現在、ライバルが増えると当然難しくもなります。

そこで、この記事ではまだあまり他のアングラーがやっていないスプーンを使った攻めの釣りを、またキジハタにおすすめのスプーンをご紹介します。

キジハタが釣れる場所

磯、ゴロタ場、敷石等の岩場に多く生息しています、が、意外と堤防等そこまで根がキツくない場所でもエサとなる小魚や甲殻類が多くいればそこに居ることの多い魚です。
隠れるような場所が何もないような場所にいはいませんがストラクチャーが点在し、そこにベイトが絡んでいればチャンスは大きくなります。
ただ割と地域性もある魚で、日本海や瀬戸内海に多く太平洋側には少ないイメージです、太平洋側ではアカハタの割合が非常に大きくなります。

キジハタが釣れる時期

基本的に夏の魚です。
6~10月ごろに接岸してショアから狙いやすくなります。
また夜行性であることから狙う時間は朝まずめ、夕まずめ、夜となります。
日中でも釣れますが暗い時間帯と比べると難しくなります、しかし磯場など魚影の濃いポイントではデイゲームでも普通に狙えます。

スプーンでのキジハタの釣り方

まずキジハタ狙いで使うスプーンのサイズですが、だいたい8~30gです。
場所によって幅があります、水深浅めのゴロタ場や敷石エリアでは8g程度の軽いウエイトも使いますし、磯などの水深があり潮が速いような場所では30g程度の重いスプーンも使います。
出番が多いのは14~25gです、このあたりのスプーンを持っていればある程度の場所に対応できます。

そして基本は2種類の使い方です。
・ただ巻き
・リフト&フォール

キジハタに限らずですが、特に大型(その魚種の中での大型個体)の根魚は魚食性が強くなり積極的に小魚を追うようになる傾向があります、これは釣れた時に何を食べているか観察しているとよく分かります。
根魚=ボトムをワームでネチネチという印象を持っている方も少なくないと思います、これは正解です。
しかし前述のように小魚を追う個体も多くいるため、それが全てではないというのも正解になります。
特にキジハタをエサで狙う場合は小アジを泳がせる釣り方がポピュラーであり、そもそもがアグレッシブなフィッシュイーターなのです。

ただもちろん青物のように回遊しながらベイトを追いかけまわすような魚ではありません、基本的にボトムやストラクチャーに身を寄せて射程圏内に入ってきたベイトをハントする、というイメージです。
ここで使いやすくなってくるのがスプーンです。
スプーンはメタルルアーで遠投が効き、かつボトム周りを比較的ゆっくり狙える巻き物です。
この特徴がキジハタを狙うのに適しており、ワームとはまた違ったスピーディな釣りを展開できます。

基本となるただ巻きで狙う場合、まずはボトムを取ってそこからゆっくり巻いてきます。
この時なるべくスプーンがボトムから離れないように、かつ底を擦りすぎて根掛かりしないように巻いてくるコトが一番のキモとなります。
スプーンは水深のある場所で使うと浮き上がりすぎてしまうコトが多いため、時折巻くのを止める、もしくは糸を出してボトムを取り直してやる等してボトムちょい上を通してくることを意識すると釣果に繋がります。

もうひとつの使い方がリフト&フォール。
ただ巻きでなかなか食ってこない時、よりボトムをタイトに狙えるのがリフト&フォールです。
ロッド操作としてはメタルバイブのリフト&フォールのように大きく1回で竿を煽るのではなく、竿を縦にチョンチョンとトゥイッチしながらリールを巻いてスプーンをリフトさせてフォールさせる、という使い方です。
リフト時はあまり激しく竿を動かす必要はありません、どちらかと言うとフワフワと浮かせるイメージです。
ただ活性が低い時等、リアクション的に口を使わせたい時はハードめにアクションさせるのもひとつの手ではあります。
またフォールはテンションフォール、フリーフォールどちらでも大丈夫です、スピニングタックルの場合いちいちベイルを返してフリーフォールさせるのも面倒です。

このようにワームのテキサスリグ等と比べるとルアーを動かして釣る釣りであり、広範囲を探る釣りにも適しています。
テンポが良く魚食性の高い個体を狙っていく攻めのキジハタ釣りです。

尚、磯場などで水深があり、かつ大型のキジハタが狙えるような場面では重たいスプーンが活躍しますが、所謂マグナムスプーンは適しません。
マグナムスプーンはたしかに重いですがウエイトの割に薄く、遠投性能が低くフォールも遅いためマッチしないのです。

キジハタにおすすめのスプーン6選

ベネター(ブラスビー)

磯やゴロタでは14gを、小場所では8gを使います。
サイズラインナップに重い番手がないのですが24gが現在開発中となっているので早く発売してほしいところ。
非常にアクションが良く優秀なスプーンであり、キジハタも当然よく釣れます。
最近多い分厚いスプーンではなく適度な厚みのオーソドックスな汎用型スプーン、遠投性能やフォール速度は劣るものの十分な機能性を備えており、とにかく泳ぎが良いので釣果が伴うルアーです。

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チヌークS(ダイワ)

キジハタに限らずですが14gが万能で非常に優秀。
水深が深すぎたり潮がぶっとんでいない限りチヌークS14gで多くの状況をカバーできます。
上記のような状況では21g、25gと重い番手もラインナップされていますのでこちらで対応可能。

モアシルダ(ブルーフォックス)

磯や大場所で22gが大活躍。
ただ分厚いだけでなく適度な厚みで良い泳ぎをします、このサイズ感のスプーンは他にあまりなく重宝します。
小場所や浅瀬では10gの出番もアリ。

ピュア(スミス)

主に9.5g、13g、18gを使用。
ゆっくり使用するのに適したスプーンです、低速域でのアクションレスポンスがかなり良い。
穏やかな状況やじっくりキジハタにスプーンを見せたい時に最適。

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ヘブン(スミス)

ピュアとは反対の性質を持っており、肉厚で深場や急流を攻めるのに適したスプーンです。
リフト&フォールで使用しやすく、使用感としてはスローにフォールするメタルジグに近い感覚です。
裏技として、トレーラーにタコベイト等を付けての使用もgood。

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蛙スプーン

9g、14g、20g、25gをメインに使用。
沖縄生まれのソルトスプーン、リーフエリアでの使用を前提に設計されているスプーンであり、これが本土の磯にもマッチ。
肉厚設計で機能性の高いソルトスプーンです。

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スプーンは金属性であることから非常にタフであり、ロストしなければ壊れることはほぼありません。
価格も一般的なハードルアーと比べて半額程度であり、食いちぎられるワームと比較してもうまく根掛かりを回避して使えれば最も経済的でもあります。
根掛かりとの戦いでもあるロックフィッシング、スプーニングをマスターすれば大きな武器がひとつ増えキジハタのハント率もアップします♪

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