【実はベストマッチ】ヒラメにはスプーン

各魚種の釣り方

今やサーフのルアーフィシングにおいてメインターゲットとなっているヒラメ。
ここ十数年で釣り方や専用ルアー等が確立されました。

しかしそもそも広大な砂浜でキャストを繰り返し、確信のないまま釣り続けるのは精神的にも体力的にもハードルの高い釣り、サーフフィッシングに精通しているアングラー以外はなかなか釣果が伴わないことも少なくありません。

筆者も最初は狙いどころが分からずずっと疑心暗鬼の中釣りをしていました、離岸流とかナニ。
さらにそんな状況だと今投げているルアーが果たして正しいのかも分からない、もう何もワカラナイ。

そこでオススメのルアーがスプーン
理由は後述しますが、とにかくヒラメを狙うのに最適な要素がスプーンには詰まっています
ポイントや狙いどころは実際に釣り場に通うことによってデータが蓄積されていきます、その開拓中にもぜひ使っていただきたいのが万能ルアーであるスプーン。
ここではヒラメに対するスプーンでの釣り方やオススメのスプーンをご紹介します。

ヒラメが釣れる場所

代表的なのはサーフ、砂浜です。
ただ一口にサーフと言っても広大で変化の無い砂浜より、流れ込みや地形変化のある場所の方が釣れます。
変化のある場所にはエサとなる小魚も集まりやすく、結果としてヒラメも集まりやすくなります。
だだっ広い砂浜がポイントの場合少しでも周りと違う感じのする場所を狙うと釣れやすくなります、代表的なのは離岸流周りです。

また、意外と釣りやすいのが小規模なサーフや河口です。
ヒラメと言うと映像的には大きな砂浜で漠然と投げているイメージを持っている方もおられると思いますが、意外と河口、もっと言うと汽水域である河にも多く生息しています。
基本的に河口周りはベイトが多く、またサーフと比べて狙いどころを決めやすいポイントとなるため釣果の出やすい釣り場のひとつです。

ヒラメが釣れる時期

ショアからの釣りで言うとベストシーズンは秋です、10月ごろから接岸し始め11,12月が最盛期となる地域が多いです。
ここから1,2,3月の冬場は深場へ落ちる個体が多く難しくなり、4,5月あたりに再度接岸し、梅雨を目安にまた深場へ戻っていくというようなイメージです。
ただ地域によってズレがあることと、汽水域等にずっと居着いている個体もいるため基本的には年中狙うことができる魚でもあります。

スプーンがヒラメに適している理由

ざっくりヒラメを釣るために必要なルアーの条件は下記の通りです。
・よく飛ぶ
・ボトム~中層を引いてこれる
・ボトムをずっと擦り過ぎない
基本的に広いエリアでの釣りが多くなるため遠投性能は大きな武器になります。
またヒラメは通常海底に隠れており上を通る小魚を捕食しています、このことからルアーを通してくるレンジもボトムちょい上が基本となります。
マゴチと違いヒラメはかなり高く跳ね上がり捕食する魚です、どシャローでは海面を割ってライズしている姿も実際に見たことがあります。
一概には言えませんがボトムべったりな釣り方よりも中層~ボトムの間を通してくる釣り方が効率よく探ってこれます。
これらの特性から現在ヒラメルアーとして世に出ている製品を見るとなるほど~と感じます。

そして、実はこれらの条件を高次元で満たしているのがスプーンなのです!
メタルルアーなのでよく飛び、ボトム~中層を巻くだけで通してくることができ、適度に浮き上がるためメタルバイブやメタルジグほどボトムを擦らない、またサイズを変えるだけで様々な場所や状況に対応可能。
スプーンの特徴である明滅を伴ったフラッシングも効果的です。
ヒラメに限った話ではなく、実は海外では比較的一般的にサーフで使用されているルアーなのです。

尚、サーフ等の大場所で遠投したい!という状況では重たいスプーンが活躍しますが、所謂マグナムスプーンはマッチしません、なぜなら飛びません笑
ブラックバスやシーバスで使われるマグナムスプーンはあのウエイトの割に板厚がかなり薄く、そもそも遠投用に設計されていないためヒラメにはあまり適さないスプーンなのです。

スプーンを使ったヒラメの釣り方

ただ巻きです。
基本的にボトムを取ってからボトムちょい上をゆっくり巻いてきます、これだけでokです。
キモとしては波風や潮に合わせてリーリングスピードを少し調整してレンジコントロールすること、イメージとしてはスプーンのスイミングです。

またヒラメの活性が低くなかなか食いついてこないような状況ではリフト&フォールに反応することもあります。
竿を縦にチョンチョンとトゥイッチを入れながらスプーンをリフトさせ、その後のフォールで食わせる釣り方です、毎回フリーフォールさせるのは操作的に効率が悪いのでテンションフォールでok。

またフックセッティングに関して、おすすめはリアにダブルアシストフック。
シングルフックでは掛かりが悪く、またトレブルフックはスプーンに限らずサーフで使用していると鈍りが早く、鈍った部分の鈎が邪魔をしてフッキングの妨げとなることがあります。
総合的に考えるとリアダブルアシストが最も効率的です。

ちなみにヒラメに人気のスプーンとしてジャンプライズのぶっ飛びスプーンというルアーがありますが、こちらはどちらかと言うとメタルジグに分類されますのでここではノーマルなスプーンを紹介します。

ヒラメにオススメのスプーン6選

ベネター(ブラスビー)

14gがヒラメにベストマッチ。
大場所で遠投が必要な場所ではもっと重いスプーンの方が有効ですが、小規模サーフや河口、比較的手前にヒラメがいるようなシチュエーションでは絶大な効果を発揮します。
投げて底をとってゆっくり巻く、これだけでok。
イメージとしてはボトム少し上をゆっくり引いてくる感じです。
フックはトレブルかツインアシストに要交換。

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チヌークS(ダイワ)

比較的小場所での14gが非常に優秀。
そこまで遠投の必要がないような場所だとこれだけでもok。
大場所では21g、25gが活躍。

モアシルダ(ブルーフォックス)

22gを使用。
ヒラメに対してちょうど良いスペック、ヒラメスプーニングでは主役となるスプーン。
小場所のピンでは10gもアリ。

ギーガ(アイビーライン)

細身でヘビーウェイトなラインナップがあるギーガ。
飛距離も出やすい設計となっており、33gサイズは広大なサーフで大きなアドバンテージとなります。

桜鱒スプーン(下野)

21gをメインで使用。
オーソドックスなスプーンでとにかく安い。
試しにスプーンを使ってみたいという方はこのスプーンから入るのもアリです。

ベイティスⅡ(スミス)

22gをメインで使用。
元々本流トラウト用のスプーンだけあって水流に強いため、荒れたサーフでの使用感も抜群。
サイズ感もよくメインスプーンとして活躍してくれます。

ヒラメ釣りにおいて十分主役ルアーとなれるスプーン。
まだほとんどのアングラーに認識されていませんが、本当によく釣れて使い勝手も良い万能ルアーなのです。
価格的にもハードルアーの半額程度ですし、ぜひ一度試してみてください♪

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